3月10日(木)、ウクライナはロシアとの戦争の中で、合計1億ドルにのぼるとされる仮想通貨の寄付を受けました。
この仮想通貨のニュースは、ウクライナのAlex Bornyakov副大臣がその日のうちに開催した「デジタルレジスタンス:ウクライナはいかにしてテクノロジーを活用して自由のために戦っているか」と題した緊急オンラインブリーフィングで伝えられました。
同国に寄付された1億ドルの仮想通貨のうち、約6000万ドル以上はウクライナの仮想通貨取引所であるKunaからのものでした。これらの寄付金は、同国の戦争からの復興、軍の装備の維持などに活用されました。さらに、副大臣はCoinDeskとのインタビューで、燃料や食料などの必需品に使われたと述べています。
そしてBornyakov氏は、翌日に行ったツイートで、寄付してくれた人たちに感謝の意を表し、次のように述べています。
「暗号資産は、ウクライナ軍への資金の流れを円滑にする上で非常に役立つことが証明されました。ウクライナの仮想通貨基金に寄付してくれた皆さんに大変感謝します。仮想通貨の寄付を通じて購入されたすべてのヘルメットとベストは、現在ウクライナ兵の命を救っています」。さらに、寄付金の残りは、より小さな基金に割り当てられたと伝えられています。
ウクライナが資金援助のために仮想通貨に目を向けたのは、同国の金融システムを脅かそうとするロシアが原因です。こうすることで、同国は監視の恐れを排除した分散型の方法で援助を受けることができます。
Bornyakow氏はCoinDeskとのチャットでも、戦争中の仮想通貨の役割に対するウォロディミル・ゼレンスキー大統領の立場について質問されました。大統領はその場にいませんでしたが、副大臣はこの時点で大統領の全面的な支持を得ていることを確認し、仮想通貨は試練の時代に経済の大きな突破口となり得ると付け加えました。
今日現在、ウクライナ政府は以下の仮想通貨による寄付を受け入れています。
- ビットコイン
- イーサリアム
- ポルカドット
- ドージコイン
- USDT
ロシアに関する計画について、Bornyakov氏はデジタル資産事業者に対して、ロシアのユーザーとの関係を断つよう呼びかけ、要請を続けています。この措置は、世界の金融システムからロシアを排除することを目的としたウクライナの巨大な計画の一部です。
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