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イランでの仮想通貨マイニングで電力消費量が急増

Crypto mining in Iran causes electricity consumption to skyrocket

現地のニュースサイト「Iran International」が報じたところによると、マフムード・ヴァエズィー参謀総長は去る7月8日、国内のエネルギー消費量の増加は違法な仮想通貨マイナーが原因の一つであると発表しました。同氏は、国内でのエネルギーの過剰消費を止めるため、当局は現在、違法な仮想通貨マイナーを探していると付け加えました。

ヴァエズィー氏は、政府機関から養鶏場まで、国内のさまざまな場所で仮想通貨マイニングが行われていると述べました。その結果、電力使用量が増加し、イラン国内でさまざまな停電が発生しています。

イランの配電会社TavanirのAbuzer Salihi部長は、昨年7月6日に地元テレビで、国内の電力不足の問題を解決するために、電力の輸出をゼロにしたことを発表しました。また、アフガニスタンのヘラート州への備蓄電力の供給を停止し、国内の需要に対応することにも言及しました。

Salihi氏は、国内の電力需要が6万5,000メガワット以上に達しているのに対し、生産量は5万4,000メガワットにとどまっていると語りました。また、電力消費量が急増した要因として、仮想通貨マイニング活動と暑い気候を指摘しました。

匿名を希望するマイナーの中には、Iran Internationalの7月8日付のレポートにあるように、仮想通貨マイニングに使われる電力は停電に影響を与えるほど過剰ではないと主張する人もいました。一方で、イスラム共和国はエネルギー分野に十分な投資を行っておらず、同国の発電・配電網を改善する必要があると訴える人もいました。

2019年、イラン政府はビットコイン(BTC)のマイナーに関税の割引を認め、国内での仮想通貨マイニングを合法化しました。しかし、ロウハーニ大統領は昨年2021年5月26日に国営テレビで、イランの主要都市で停電が相次いだことから、BTCなどの仮想通貨のマイニングを禁止することを発表しました。

これにもかかわらず、同国では違法なマイニング活動が急増しており、そのほとんどが住宅地で行われているとCoinTelegraphが報じています。禁止措置は今年の9月22日まで続く。

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