去る4月1日、韓国政府は、今月末にスマートフォンアプリでブロックチェーンを利用したワクチンパスポートを導入する計画を発表しました。
国際報道機関ロイターによると、韓国は他の国と同様に、感染のリスクを軽減しながら国境を越えた旅行を可能にするワクチン証明書の導入を進めています。
また、韓国の丁世均国務総理は、このプロジェクトから様々な利益を得ることができると示唆しています。
同氏は「ワクチンパスポートや『グリーンパス』を導入しても、ワクチンを接種した人が日常生活への回復を実感できるだけだ」と、連日の省庁間パンデミック対策会議で言及しました。
同総理はさらに、このブロックチェーン技術を開発して、個人情報の盗難に対するセキュリティを提供する予定だと説明しています。
「他の国のシステムでも、個人情報を保存せず、予防接種の状況を確認できるようになっています」と丁氏は付け加えます。
ロイター通信の報道によると、韓国政府はすでにファイザー社とバイオンテック社が開発したワクチンの導入を拡大しており、75歳以上の一般市民から開始するとのことです。
また、韓国疾病管理庁(KDCA)の報告によると、3月31日時点で約87万7千回の初回接種が済んでいるとのことです。
ブロックチェーンベースのワクチンパスポートの登場
ワクチン証明書がプライバシーを侵害するという理由で他の国が強く反対しているにもかかわらず、韓国と並んで、より多くの国が独自のブロックチェーンベースのワクチンパスポートも導入することになりました。
Cointelegraphの最新の報道によると、ブラジルでも今年の9月からブロックチェーンベースのシステムを使って予防接種の追跡を開始するそうです。
また、アメリカの多国籍企業であるInternational Business Machines Corporation (IBM)は、ニューヨークの、個人の検査結果やワクチン接種の証明を確認するための無料の任意のプラットフォームであるExcelsior Passの開発にも協力します。
ニューヨーク州政府は、このパスの目的は、旅行者のパスポートをスキャンして認証し、COVIDの予防接種や検査の要件を満たしているかどうかを確認することだとしています。
同様に、シンガポール政府も昨年2月にブロックチェーンベースのソリューションを開発し、COVID-19検査結果などの健康文書を管理するとともに、国境を越えた旅行を促進しています。
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